学校でのプログラミング必修化がニュースになっていますが、そもそもプログラミングとは何でしょう?
その分かりやすい具体例は「ピタゴラスイッチ」でしょう。
ピタゴラスイッチがプログラミングとは一体どういうことか。説明します。
プログラミングとは何かを考える上で、まずプログラミングをする目的を考えます。
プログラミングをすることで、一体人類にどんなメリットがあるのか。
それは、自動化です。
人間が楽を出来ます。
なので、ものすごく広い意味で言えば、工場の生産ラインもプログラミングと言えます。
ピタゴラスイッチとの違いは、工場の生産ラインは生産したものが売れる、つまり実用的であり、ピタゴラスイッチは完成しても楽しいだけでほとんど何の意味もないでしょう。
工場の生産ラインを文字(PC上)で行う、文系的にプログラミングをイメージするならそのような感じです。
なので、プログラミングといっても身構える必要はありません。
プログラミングなんて出来っこない、そう考えるあなたも、すでにプログラミングをしているかもしれませんよ。
例えば遊びで言えばドミノ。
やっていることはただ板を立てていっているだけですが、そこには目的があります。
パタパタと連続で倒れていくのを見るだけでも楽しいですし、すごい人は倒れたら絵が描き出されるようなものまでつくります。
ドミノは入力が「最初のドミノを倒す」しかありませんが、一度プログラムをスタートする(最初のドミノを倒す)と次々とプログラムが実行されていく(ドミノが倒れていく)、と考えることも出来ます。
ドミノを英語にしたのがプログラミングだ、そう考えるとあまり構える程のものではないと思っていただけるかと思います。
もちろん様々な「単語・ルール」を覚えなければなりませんが、むしろドミノとの違いはそれだけだと言うことも出来ます。