PSVRはいまだかつてない経験をもたらしてくれる素晴らしいハードウェアですが、テレビ画面で遊ぶより早く疲れてしまうのが(贅沢な)悩みです。
PSVRで遊んでいると、「もっとVRで遊びたい、でも身体が持たない!」という場面に直面する時が来るでしょう。
そんな時は、このような視点から改善していくと良いですよ。
なるべく頭を締め付けない
PSVRをつけてすぐはあまり感じませんが、ヘッドセットの締め付けは長時間となると確実に頭痛を引き起こします。
なのでPSVRをつけるときには、後頭部のダイヤルをなるべく回さないようにしましょう。もちろん、少し頭を動かしたくらいではずれない程度には締めておかないといけません。
また自分はこめかみ部分をこのように結束バンドで縛っています。
頭の形にもよるでしょうが、自分はこめかみがまず痛くなるタイプだったのでこれは効果的でした。
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↑のような結束バンドを使っています。余ったら他のケーブルをまとめるのに使いましょう。
またこの点だけを考えると、ヘッドホンよりイヤホンの方がおすすめです。
酔い対策をする
またVRで直面する問題がこの「酔い」です。
ですがこれは頭痛と違って、有効な対処法があります。
酔い止めを飲む
お金がかかる方法ではありますが、やはり効きますね。
飲んですぐに効くというわけではないので、遊び始める30分ほど前に飲むことが出来ればGoodです。
意識的に視界を狭くする
他のサイトであまり見かけませんが、かなり有効な方法です。
イメージとしては、ダーツの板が目の前にあったとすれば、そのダーツの的の50点のエリア(つまり非常に狭い部分)だけに焦点を合わせる感じ。
要は視界を狭めるということなんですが、ゲームの設定で酔わないようにすると没入感が削がれるものが多いです。この「視界を意識的に狭める」を極めればそれを回避出来ます。
酔いとは視界の移動と実際の身体が感じる感覚の違いが大きくなると発生する、というのは聞いたことがあるかもしれませんが、要はこれをなくせば良いのです。
しかしゲーム内と同じように現実で歩くことは出来ません。
それならば、現実で動いていないならば、視界も動かさなければ良いのです。
つまり究極は目を瞑るということですが、それではVRヘッドセットを被っている意味がありませんよね(汗)
その一歩前の段階が、先程の「視界を意識的に狭める」ということです。
ですが人間、目を瞑ったり手で覆う以外に視界自体を狭める方法はないと思います。
しかし、焦点を合わせる範囲は変えられます。
これは説明が非常に難しいですが、「移動中は」視界のほぼすべてを焦点があっていない状態にします。
そう、視界を狭めるのは「移動中」だけで良いのです。酔いのメカニズムから考えても当然ですね。
特に移動速度が早ければ早いほど、視界を狭めます。
これが出来るようになってどんな良いことがあるのかと言うと、目を瞑るのと違い、ぼやけてはいるが画面全体を見ることが可能になることで没入感も削がれず、ゲームもより楽しめる(例えばアイテム探しが楽になる)という感じですね。
この方法は習得がやや難しいですがお金もかからずどんな状況でも使えるのでおすすめです。
体調を整える
VRに限ったことではないと思いますが、酔うかどうかにはその日の体調の良し悪しもかなり影響していると感じます。
実際に、体調が悪い日には同じ条件でプレイしても限界が来るのが早いですね。