ライブ等の大音量の録画・録音におすすめのビデオカメラ ZOOM Q2n。
撮影前の準備〜Youtubeへの投稿の方法を最初から順にまとめました。
※Q2nのレビュー、メリットデメリットはこちらの記事にまとめてあります。
撮影時に用意するもの
Q2n本体
忘れず持っていきましょう。
microSDカード
これがないと録画をすることができません。
とりあえずで選ぶなら、32GBのものがおすすめです。
筆者はこれを使っています。執筆時点で約2000円です。
TOSHIBA microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 (最大転送速度40MB/s) 5年保証 (国内正規品) MSDAR40N32G
- 出版社/メーカー: 東芝
- 発売日: 2015/04/01
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高画質で長時間録画したい方は、容量が大きいものを選びましょう。
128GBのまで使えます。
相性が不安な方は、こちらのZOOMが公式に動作確認を行ったmicroSDカードのリストを確認してから購入することをおすすめします。(PDF)
https://www.zoom.co.jp/sites/default/files/products/downloads/pdfs/Q2n_recommended_cards_J.pdf
単三電池2本
モバイルバッテリーだけで電源供給はできますが、ケーブルが外れる、モバイルバッテリーの充電が無くなる等のトラブルへの保険として電池も入れておくと安心です。
ちなみに乾電池だけの状態では、30分〜1時間ほど録画できます。
モバイルバッテリー(ケーブルはandroidのもの)
モバイルバッテリーからの給電すれば、コンセントの有無を確認しなくて良いのでおすすめです。
筆者が使っているのは、こちらの製品です。
cheero Power Plus 3 13400mAh 大容量 モバイルバッテリー iPhone&Android対応 2ポート Auto-IC機能搭載 (ホワイト) CHE-059-WH
- 出版社/メーカー: cheero
- メディア: エレクトロニクス
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こちらのものは容量は少なくなりますが、モバイルバッテリー自体にコンセントが付いており、コンセントが確保できるなら上のものより便利。
筆者自身も、高速バスや新幹線でスマホを充電できるので普段使いに重宝しています。
三脚
Q2nの底面には滑り止め&振動吸収のゴムが一応あるので、机があれば直置きでも録画はできますが、三脚があった方が撮影がしやすいです。
また三脚を使うことで、一見カメラに見えないQ2nをカメラだと周りにアピールできる(前を通る時に配慮してもらえる)メリットもあります。
もしくは別売りになりますが、こちらのアクセサリーを使いQ2nをマイクスタンドに装着するという方法もあります。
音楽スタジオにはマイクスタンドは必ずあるので、かなり重宝しそうです。
本体の設定
この設定なら、幅広いシチュエーションに対応できます。
左上から説明します。
【重要】VIDEO:720-30VIDEO
VIDEOは、録画の画質の設定です。
Q2nは画質はそれほどよくないので、720pで十分です。
画質を落とす方が長時間録画できますし、PCへの転送やアップロードも早く、PCの容量も圧迫しないのでおすすめ。
ちなみにこのボタンを押して設定を変えていくと、録音のみのモードにすることもできます。
FOV:状況に合わせて変更
FOVは、カメラの映す範囲のことです。
いわゆるズームですが、Q2nは広範囲を映すのは得意ですが拡大ズームはあまりできません。
FOVを変えても撮りたいものが小さいときは、カメラ自体を近づけましょう。
SCENE:AUTO・・・お好みで
SCENEは、色味を調整する項目です。
AUTO以外にも様々なモードがあるのですが、液晶の画質が悪くどのように動作しているのかよく分からないので、AUTOで良いと思います。
(推奨)LO CUT:80Hz
LO CUTは、録音時の低音をカットする機能です。
ライブハウス等では低音ばかり大きいこともあるので、ONにしておく方が無難です。
【重要】AUDIO:48k24bit
AUDIOでは、録音の音質を変更できます。
Youtubeにアップする場合、標準的な48k24bitにすることを強くおすすめします。
44.1k16bitだと音ズレが発生するので、後から修正しなければならなくなります。
【重要】AUDIOGAIN:CONCERT
AUDIOGAINでは、音量の調節の仕方を変更できます。
これをOFFにして本体側面のダイヤルで手動でする方がよりクオリティは高くなりますが、このダイヤルの設定は難しく、最悪音が全く録れていない状態になってしまうので、OFF以外のオートモードがおすすめです。
設置
三脚につなぐ
本体の底面に三脚用のネジ穴があるので、そこから装着しましょう。
撮影位置を決定する
Q2nはあまりズームができないので、撮影範囲を調整するにはカメラ自体を動かす必要があります。
ライブならステージ全体が映るような適切な位置から撮影しましょう。
また音にも注意しましょう。
スタジオ練習の時にギターアンプのすぐ前に置いてしまうと、ギターの音ばかりになってしまいます。
モバイルバッテリーを接続する
長時間撮影する場合はモバイルバッテリーと接続しましょう。
乾電池だけの状態でも、30分〜1時間は録画できます。(録画画質や電池の残量により異なります)
机の上で録画する場合は良いですが、三脚で撮影しているときはモバイルバッテリーの置き場所に困ると思います。
そんなときは、モバイルバッテリーを三脚に布テープで固定すると良いです。
録画開始・停止
録画をするには、まず左の電源ボタンを長押しして電源を入れて、録画ボタンを押すだけです。
録画停止も録画ボタンを押すだけ。
後でYoutubeに動画をアップロードする場合には、例えばライブならバンドごとに撮影する方が、編集の手間がなく良いですね。
Q2nからパソコンに動画を転送する
SDカードを使って転送する
本体の底面のフタを外し、microSDカードを取り出します。
そしてカードリーダーにSDカードを差し込み、ドラッグ&ドロップ等でパソコンに転送します。
PCにカードリーダーがない場合は、外付けのカードリーダーを買いましょう。
iBUFFALO USB3.0 microSD/SDカード専用カードリーダー シルバー BSCR27U3SV
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USBケーブルを使って転送する
Q2nとPCをUSBケーブルで接続し、動画を転送することもできます。
この時使うケーブルは、モバイルバッテリーとQ2nをつなぐ時に使ったケーブルでOKです。(android用のもの)
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保存先→どこでもOK 保管するなら安全な場所に
PCに動画を転送するとき、動画の保存場所はどこでも良いのですが、ずっと残しておきたい方は、DVDなどにそのままコピーしておくのもおすすめです。
この動画をコピーしただけのDVDはDVDプレイヤーでは見ることができませんが、DVDに動画やイベントの名前を書いて保存しておけば、バックアップとして安心ですね。
Youtubeにアップする
動画をアップロードする
Youtubeを開き、右上のカメラのアイコンから「動画をアップロード」をクリックします。
ドラッグ&ドロップか、エクスプローラーから動画を選んでアップロード。
「限定公開」が無難、後から変更もできます
この時に「公開」や「限定公開」を選択できますが、友人やサークル、会社内だけで見るなら「限定公開」に設定するのが無難です。
「限定公開」の動画は検索結果に表示されず、URLを知っている人だけが動画を見ることができます。
なので、動画を共有したい人に動画のURLを送信しましょう。
メールやLINE、なんでもOKです。
逆に言うとURLが広まると誰でも見れるということなので、URLを知らせる時にSNS等に書かないように注意喚起しましょう。
再生リストも作る場合はこちらも忘れず「限定公開」にする
限定公開の場合はURLを知らないと動画を見れませんが、動画の数が多い場合、例えば30本の動画のURLを送るのは大変です。
このような時は、再生リストを使うと便利です。
再生リストで動画をまとめることができます。
しかし、ここでも注意点が。
この再生リストにも「公開」「限定公開」という公開する範囲の設定があり、これを「公開」にすると検索で見れてしまい、動画を限定公開にした意味がなくなってしまうので注意です。
動画のURLを見せたい人に送る(LINE、メールなど)
という訳で、動画が少ない場合は動画のURLを、動画が多い場合は再生リストのURLをメンバーに送信しましょう。
このURLはブラウザのアドレス欄からコピペしても良いですし、動画の詳細ページにも書いてあります。
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