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バンド練習・ライブ録画の決定版ビデオカメラ!ZOOM Q2nのレビュー

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この記事では、バンドのライブ演奏や練習の録音におすすめのビデオカメラ「ZOOM q2n」の写真付き紹介とレビュー、そして実際に2年間、複数のライブを録画してみて感じたメリット、デメリットを解説します。

 

 

 

 

【概要】どんなビデオカメラ?

ZOOM社が販売している「Q2n」は、バンド練習やライブなど、普通のビデオカメラでは音が割れてしまうような大音量の録画、録音に向いているビデオカメラです。

広い範囲を映せるので、ダンス等の録画にも向いています。

手軽にライブやバンド練習、会議やイベントを録画したい方におすすめです。

慣れた方はマニュアルで操作することで、さらに高音質での録音も出来ます。

それでいて価格もお手頃です。

  

こちらがQ2nです。ビデオカメラとしては独特の形ですね。

ZOOM ズーム ハンディビデオレコーダー Q2n

ZOOM ズーム ハンディビデオレコーダー Q2n

 

 

 SDカードは録画に必須ですが別売りです。32GB程あれば良いでしょう。

 

外観の写真(筆者撮影)

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レンズ側

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レンズに向かって左側

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画面側

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レンズに向かって右側

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底面(フタは外した状態)

メリット

大音量でも音割れせず、高音質で録音出来る

Q2nの最大の特徴・メリットは大音量に強いという点です。

 カメラ上部のメッシュになっている部分にマイクが収納されていますが、 このサイズからも分かるように、Q2nには普通のビデオカメラよりも圧倒的に高性能なマイクが搭載されています。このマイクが、大音量に強い秘訣です。

 実際に使用してみた感じでは、Q2nで音割れする音量には人間の耳が耐えられないでしょう。大音量のせいでライブの後は耳が遠くなることがありますが、そんな状況でもQ2nなら余裕です。

 

本体のサイズが小さい

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缶コーヒーとの大きさの比較


最近の家庭用ビデオカメラは小型化が進んでいますが、それでもQ2nは小さいです。

 サイズが小さいことでバッグのスペースを圧迫しない、どこにでも置けるなど、常にメリットがあります。

 

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ここまで小さいことを強調するのには理由がありまして、それはサイズの比較の対象が家庭用ビデオカメラではなく、録音機材一式だからです。

Q2nは録音の性は家庭用ビデオカメラをはるかに上回るので、比較すべきではありません。(軽自動車とスポーツカーを比較する意味がないのと同じです)

Q2n並みの録音をしようと思うと、マイク、マイクケーブル、MTR、それを運ぶケースなどなど、大量の機材が必要となります。

もちろんこれらの機材を使った方がよりハイレベルな録音は出来ますが、練習の録画・録音にそこまでする必要はないでしょう。

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同程度の録音クオリティで、リュック1つと缶コーヒー1本、どちらを選ぶかを考えれば、小さいことをこれだけ強調する理由も分かっていただけるかと思います。

 

録画出来る範囲が広い(視界が広い)

録画出来る範囲が広いと、練習スタジオなど狭い場所でもメンバー全員を映すことが出来ます。また大人数でのダンスなど広範囲を映したいときにも便利です。

 

操作、設定が簡単

録画・録音を始める時の操作は、

①左のボタン長押しで電源ON

②中央の録画ボタンを1回押す

だけです。

 

「そんなの普通だ」と思う方もいるかもしれませんが、MTRやICレコーダーといった専門機材は、録音ボタンを1回押すとスタンバイモードに入り、2回目で録音開始、などわかりづらいものもあります。

慣れれば良いだけの話ですが、バンドや会社など複数人で使うときは、機械に慣れていない方もいるでしょう。そのような時に、「スマホと同じように録画ボタンを押すだけだよ」と言えば伝わるのは大きなメリットです。

また設定が簡単というのは、2つの意味があります。

 

各種オートモードが充実している

音量や色味をオートに設定できるので、「全員が映っているか」を確認して録画ボタンを押すだけで録画出来ます。

 

設定の変更が簡単・明確

Q2nは、録画・録音に関する設定には専用のボタンが割り当てられています。

 

他の機材のように、Setting→Rec→...というように、深い階層のメニューを操作する必要がないので、素早く設定を変更できますし、機能の把握も明確・一瞬です。言い方を変えれば機能が少ないということになりますが、自分としては今までの経験上、必要最低限かつ十分な機能を備えていると思います。このあたりはさすがのZOOMですね。

 

録画中かどうかを一瞬で確実に判断できる

Q2nは、カメラレンズの下にLEDのランプがあります。ここが録画中なら赤、スタンバイなら緑、電源OFFなら消灯というように光の色が変化し、一目でカメラの状態を確認することができます。

ありきたりな機能かと思うかもしれませんが、とても貴重な機能です。

 

家庭用ビデオカメラは、録画の状況は基本的に液晶に表示されるだけです。録画中を示すランプはそもそも無かったり、カメラの下側についていたりとこの点は非常に不便です。さらに録画中のランプ表示があるかどうかは、スペック表や商品画像にも書いてありません。家電量販店などの店頭で確認するか、商品写真から推測するしかなく、そもそも重要視されていないようです。

 

家庭用ビデオカメラで撮影するようなイベント場合、撮影者は素人であり、1台での撮影で失敗が許されないのに、イベント参加者は動画を楽しみにしているので責任が重いです。ですがビデオ撮影というのは、バッテリー切れ、メモリーが一杯になった、長時間の撮影で勝手に録画が止まった、など失敗する可能性が割とあります。

プロでも失敗することがある録画ミスを一瞬の確認で防ぐことができるこのランプは、ささやかながら非常に重要な機能なのです。

 

値段が安い

記事の執筆時で16000円程度ですが、これだけの性能から考えるとお手頃な価格といえるでしょう。

 録画機材を買うことを考えた時に比較するのは家庭用ビデオカメラだと思いますが、例えばPanasonicの標準モデルは35000円程度します。ライブ録音などシチュエーションを限定して考えれば、使いやすいのに値段が安いQ2nを選ばない理由はありません。

  

電池駆動である

家庭用ビデオカメラはバッテリー駆動のものが多いですが、このQ2nは単三2本の電池駆動です。電池なら急に必要になってもコンビニなどでも入手出来ますし、バッテリーより安いので予備も大量に準備できます。(家庭用ビデオカメラの予備バッテリーは高い。)

でもバッテリーの方が長い目で見れば安い、と考える方もいると思います。ですがQ2nにはこのデメリットを回避する方法があります。

 

モバイルバッテリーで電池の弱点をカバー可能!

大容量のモバイルバッテリーを使うことで、家庭用ビデオカメラよりも長時間の録画が出来ることもあります。接続するコードはAndroidの充電用と同じものなので、Androidの方は荷物が増えません。

 

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単体では電池駆動だが・・・(赤枠内)

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モバイルバッテリーから電源供給可能!(赤枠内の表示が消えている)


そしてモバイルバッテリーは、家庭用ビデオカメラのバッテリーよりも容量が大きいのに安いことが多いです。

自分はこれを使っています(定番の商品です)。 

Q2nと接続するコードはこちら 

これは0.9mですが、2m等もう少し長いものでも良いかもしれません。 

つまり、Q2nは電池駆動とバッテリーの両方のメリットを利用可能で、バッテリーはスマホの充電にも使えるので荷物が増えない、しかも安い、ということです。

 

音だけを撮ることも出来る

Q2nはビデオカメラですが、映像なしで録音だけすることも出来ます。この設定変更も簡単です。

 録音だけをするメリットとしては、映像がないのでデータが軽くなり、より長時間の録音が出来る、DTMなどで音源を編集するときやSoundCloudに上げるときに、いちいち動画から音声を分離する必要がない、などがあります。

 

Youtubeへの投稿が簡単

設定に注意する必要はありますが、Q2nで録画した動画はそのままドラッグ&ドロップでYoutubeにアップすることができます。

 練習やライブの動画は、大抵は仲間と共有したいと思います。Youtubeに簡単に投稿できるので、家に帰ってから演奏の反省をしたり、ライブをもう一度楽しむことができます。実際に自分も、Q2nで撮ったライブ映像をYoutubeで共有しています。

 このYoutubeで共有する方法や注意点はこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

USBカメラやマイク、SDカードリーダーとして使える

自分はこの機能はほとんど使っていませんが、PCと接続することでUSBカメラやUSBマイクとして使えるということですね。ストリーム配信などをされる方には嬉しい機能だと思います。SDカードリーダー機能はPC以外にiPhoneでも使えるようです。

 

 

 

デメリット

ここからは使っていて感じるデメリットをお伝えします。

付属品がない

ケースやSDカードはもちろん、ACアダプターすら付属していません。

ケースや風除けのセットはこちら 

ZOOM ズーム Q2n用アクセサリーパック APQ-2n

ZOOM ズーム Q2n用アクセサリーパック APQ-2n

 

 別売りのACアダプターはこちら(ケーブルは付属しません)

ZOOM ズーム ACアダプター AD-17A

ZOOM ズーム ACアダプター AD-17A

 

ケーブルはAndroid用ならどれでもOKですが、あえて挙げるなら

  

レンズが常に露出している

自分はカバーも付けずに持ち運びしていますが、録画した映像が気になったことはありません。気になる方は、別売りのアクセサリーキットを購入してください。

ZOOM ズーム Q2n用レンズフード レンズカバー LHQ-2n

ZOOM ズーム Q2n用レンズフード レンズカバー LHQ-2n

 

 

確認用の液晶の画質が悪い、視野角が狭い

液晶の画質、発色が悪いので、液晶は映っている範囲の確認にしか使えません。また自分の所持しているものだけかもしれませんが、正面から見ても変に見えます。少し左から見るとその違和感はなくなります。

 

ズームが出来ない

5段階のズームは可能ですが、デジタルズームなので画質が落ちますし、マックスの状態でも遠い物を大きく撮るのには向きません。

 

長時間の録音で動画ファイルが分割される

正確には録画ファイルのサイズだと思いますが、720pで録画すると約30分ごとにファイルが分割されます。撮った動画をQ2n内で確認する場合は繋がっているのですが、動画をPCに転送すると分割されています。PC上で編集で繋げられる人は良いですが、出来ない人は分割して動画をアップすることになり、少し見辛くなります。 

 

まとめ

いくつかのデメリットはありますが、バンド練習やライブなど大音量の録画・録音など撮影目的が決まっており、その動画の共有したいと考えた時に、機能・価格の面で、現在最もおすすめ出来るビデオカメラです。 

ZOOM ズーム ハンディビデオレコーダー Q2n

ZOOM ズーム ハンディビデオレコーダー Q2n

 

 Q2nの使い方やYoutubeへのアップロード方法はこちらの記事にまとめてあります。

 

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